CASE STUDY 01

導入事例:製造業A社

老朽化したサーバー環境の刷新と、部門ごとに分かれていた業務の一部自動化に取り組んだ事例です。従業員数50名規模の製造業のお客様に、ITインフラ構築と業務自動化支援をあわせてご提供しました。

製造業 従業員数50名規模 ITインフラ構築 業務自動化支援

お客様について

今回ご紹介するのは、従業員数50名規模の製造業のお客様です。生産管理と受発注業務を自社サーバーで運用しており、長年にわたり大きなシステム更新を行わずに稼働を続けていました。現場の機器は増設を重ねてきたものの、管理体制は導入当初からほとんど変わっていない状態でした。

導入前の課題

もっとも大きな課題は、サーバー機器の経年劣化でした。稼働年数が長くなるにつれて、動作の不安定さや保守部品の入手しにくさが目立つようになり、担当者の方は日々の運用に不安を感じておられました。冗長化されていない構成だったため、一台の不具合が業務全体に影響しかねない状態でもありました。

あわせて、受発注データの集計や日報作成など、複数の部門で似たような手作業が重複して行われていることも課題として挙がっていました。担当者ごとにやり方が異なり、引き継ぎや繁忙期の対応に時間がかかる点も気になっているとのことでした。

社内にIT専任の担当者がいなかったこともあり、どこから手をつければよいか判断がつかないという状況で、当社にご相談をいただきました。

導入した内容

まず現状のサーバー構成と業務フローを一緒に確認し、優先順位を整理するところから始めました。その上で、老朽化していたサーバーを冗長構成のサーバーラックに置き換え、機器の一台に不具合が生じても業務への影響を抑えられる構成に見直しました。

あわせて、複数部門で重複していた集計作業のうち、定型的な部分については自動化ツールを用いて処理する仕組みを構築しました。手作業で行っていた入力・集計の一部を自動化することで、担当者の作業負担を軽減する狙いです。導入にあたっては、現場の方が無理なく操作できるよう、操作手順のご案内や設定内容の共有もあわせて行いました。

冗長化構成で設置されたサーバーラックの様子

構成見直しのポイント

単一障害点をできる限り減らすことを意識し、既存の運用ルールも見直しながら、無理のない範囲で段階的に構成を切り替えていきました。稼働中の業務を止めないよう、切り替え作業は営業時間外に実施しています。

導入後の変化

サーバー構成の見直し後は、機器の不具合による突発的な停止への不安が和らいだとのお声をいただいています。冗長化構成により、部品交換などのメンテナンス作業も業務への影響を抑えながら計画的に行えるようになりました。

集計業務の自動化については、すべての作業が自動化されたわけではありませんが、定型的な入力・集計にかかっていた時間の一部が削減され、担当者の方が確認・判断業務により時間を割けるようになったとのことです。部門間でのやり方の違いも徐々に整理され、引き継ぎのしやすさにもつながりました。

「サーバーが古くなっていることはわかっていても、日々の業務に追われてなかなか手をつけられずにいました。専門的な部分を任せられたことで、安心して運用できるようになったと感じています。」

――ご担当者様

関連するサービス

本事例で取り組んだ内容に関連するサービスは以下のとおりです。同様の課題をお持ちの場合は、あわせてご参照ください。

同じような課題をお持ちですか

サーバー環境の老朽化や、部門をまたぐ手作業の負担についてお困りの際は、お気軽にご相談ください。現状の確認からお手伝いします。